2009年9月20日日曜日

新型インフルエンザの対策に対する医療講演会に参加して下さい

※新型インフルエンザが蔓延して、基礎疾患のある患者さんには死者もでています。手洗い、うがい、咳エチケット等の基本だけでなく、自己免疫を高めておく必要があります。
下津浦内科では、9月26日に医療講演会を計画しています。奮って御参加下さい。
会場の準備の都合上、早めに御連絡下さい。(TEL:0942(36)0620、FAX:0942(36)0610)

新型インフルエンザの蔓延 ~正しい知識と正しい対応
~日時:2009年9月26日(土)12:30~14:00 講師:千葉 渉先生(京都大学臨床教授) 会場:下津浦内科3F(ORT生命科学研究所)定員:先着50名無料 マスコミでは報道されない驚愕の内容に受講者呆然! 近い将来発生すると言われている強毒性H5N1型新型インフルエンザ(鳥インフルエンザ)についての講演会です。今の日本の対策では、もはやどうにもならないという驚愕の事実。※今回発生しているものは弱毒性H1N1型です。 この講演会を聞いて、早めに予防策を取りましょう。


新型インフルの女性2人死亡 福岡と神戸、基礎疾患悪化
 福岡県久留米市は20日、新型インフルエンザ感染が確認された市内の無職の女性(66)が心筋炎で死亡したと発表。神戸市も同市の60歳代の女性が呼吸不全で死亡したと発表した。
 久留米市の女性には、ぜんそくと慢性閉塞肺疾患、神戸市の女性には乳がんの基礎疾患があった。国内の死者は計17人となった
 久留米市によると、女性は12日に息苦しさを訴えて市内の医療機関で受診。意識障害などに陥ったため、集中治療室(ICU)でタミフル投与などを続け、18日には一時改善したが、20日未明に急変、午前10時半ごろ亡くなった。
 一方、神戸市の女性は17日夜、発熱と息苦しさを訴えて救急搬送。同市によると、左肺にがんとみられる影が見つかり、タミフル投与などの治療を受けて入院。20日午後に容体が急変し「急性呼吸窮迫症候群(ARDS)」で亡くなった。
 2人とも海外渡航歴がなく、感染経路は不明。家族にインフルエンザの症状はないという。両市は、いずれも新型インフルエンザ感染で基礎疾患が悪化したとみている。

市民の皆様へ
本日、久留米市内において、新型インフルエンザに感染した66歳の女性がお亡くなりになりました。亡くなられた患者様のご冥福をお祈りいたします。亡くなられた原因は、心筋炎による心機能低下と伺っており、喘息・慢性閉塞性肺疾患の基礎疾患があったとのことです。現在流行中の新型インフルエンザの特徴は、通常の季節性インフルエンザと同程度の病原性(毒性)であり、タミフルなど抗インフルエンザ薬の治療効果が高いといわれているものの、ほとんどの人が免疫をもっていないため、感染力は強いと考えられています。特に、喘息、心疾患、腎疾患、糖尿病等の基礎疾患のある人や、乳幼児、妊婦では重症化することがあり、注意が必要です。先日、厚生労働大臣の会見において、本格的な流行が始まったとの見解が示され、現在市内の学校等においても学級閉鎖等の措置がとられる等、流行が確認されています。市民の皆様におかれましては、こまめな手洗い、うがい等、感染予防を徹底していただきますとともに、行政などが発表する情報に基づき、冷静な対応をお願いいたします。ご家族等にインフルエンザと診断された方がおられる場合は、ご自身も急な発熱やせきなどの症状が出ないか注意していただき、症状が出た場合には、感染拡大の防止のため、マスクの着用・手洗いの励行などに努めてください。また、基礎疾患をお持ちの方は、インフルエンザの症状が出た場合の対応などについて、普段からかかりつけの医師と相談していただくようにお願いします。

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