2010年1月12日火曜日

無敵剛介先生の東洋医学的診療と治療


無敵剛介(ムテキタケスケ)先生


1929年6月21日福岡県生。1954年3月久留米医科大学卒業。1957年3月九州大学大学院医学研究科修了、医学博士。米国ペイラー大学医学部及び西ドイツ・ベルリン自由大学医学部麻酔科留学。1967年6月久留米大学医学部麻酔科学教授。1995年4月久留米大学名誉教授。日本麻酔学会理事、全日本鍼灸学会副会長・常務理事、日本臨床モニター学会理事・会長、日本医科機械学会理事・会長を歴任し名誉会員。九州保健福祉大学大学院教授、同附属図書館長、高梁学園東洋医学研究所所長を歴任。(社)日本東洋医学会評議員。(社)全日本鍼灸学会参与。中谷賞、臨床麻酔学会賞、日本医科器械学会賞、日本良導絡自律神経学会賞、世界自然医学会世界(北京)世界名医賞等を受賞。2009年5月14日、皇居にて瑞宝中綬章を受賞。無敵剛介先生は、37歳の若さで教授になられ、昭和42年6月に初代主任教授として久留米大学医学部麻酔科学講座を開講されました。東洋医学会や全日本鍼灸学会の役員も歴任され、大学教授として、初めて、O-リングテストの認定医試験を受けられ、合格されています。


※総合診療部東洋医学科(漢方外来)


毎週月曜日午前中9:00~12:30 金曜日午前9:00~12:30 午後14:30~17:00

無敵剛介先生は、昭和42年6月に久留米大学医学部麻酔学講座を開設され、痛みの治療(慢性疼痛や難治性疼痛)の診断と治療に非常に造詣が深い先生です。

西洋医学だけでなく、東洋医学の面からも、アプローチされます。


1.四診 望診(ぼうしん)・聞診(ぶんしん)・問診(もんしん)・切診(せつしん)」の4つをいい、これらの方法で、体力の状態や“気血水”の変調、病気の経過状態などをチェックし、診断することである。

「望診」 相手(患者)の動作や容姿から、眼光、顔色、皮膚の具合、舌の観察など、視覚によって情報を得る。

「聞診」 声の明瞭さ、声のはり、問いかけに対する応答などを詳細に検討する。また、体臭や息のにおい、排泄物のにおいなど、聴覚と嗅覚による情報収集の方法である。

「問診」 一般的な病歴はもちろん、自覚症状や訴え、こちらの質問に対する答えなど、きわめて大切な診断法である。

「切診」

実際に体に触れ、脈を診る「脈診」、腹部を診る「腹診」で体の状態を触診します。

2.証の決定

「表・裏、寒・熱、虚・実」を組み合わせて8つの体質に分類します。

3.西洋医学的検査

血液検査、生体機能検査、心電図、動脈硬化度、X線、CT、MRI等

4.診断

西洋医学的診断に東洋医学的所見を加えて病名を総合的に決定し、自分でできる健康づくりの指導をします。

5.治療 漢方薬、鍼、SSP、西洋医学的薬物療法の統合適正化(多剤修正)、ゲルマ療法、気功 等(その方に合う治療法をオーダーメイドで決定します。)

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